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電気化学会
第44回 電気化学セミナー
光電気化学の最新展開を鳥瞰する
-可視光を利用する光触媒と色素増感型太陽電池-

主 催 電気化学会関西支部
協 賛 財)大阪科学技術センター、近畿化学協会、電気化学会光電気化学研究懇談会、日本化学会、光化学協会、化学工学会関西支部、応用物理学会関西支部、日本セラミックス協会 関西支部、電気化学会電池技術委員会、表面技術協会関西支部、エネルギー・資源学会、日本材料学会関西支部、日本表面科学会関西支部

 酸化チタン光触媒は、環境浄化、殺菌、曇り防止ガラス等の応用実用化に成功し、社会的な興味を引きつけています。光電気化学における次のターゲットは、"可視光利用"です。近年、酸化チタンを可視光で働かせることに成功した報告が注目を集めています。しかも、酸化チタンだけでなく、ニオブ、タンタルなど種々の元素を含む化合物の可視光駆動触媒としての研究の進展が著しい状況です。一方、酸化チタンに可視光応答性を付与し、光電変換素子として成功した色素増感型太陽電池の研究は、独自の発展を遂げつつあります。
これらの両分野は、今世紀のエネルギー資源獲得技術として重要な位置を占めていますが、実用化にはまだ多くの研究課題が残されています。今回のセミナーでは、この光電気化学2分野の基礎原理、現状と将来展望、さらに光エネルギー時代へ向けての新しい技術開発の指針をわかりやすく講演して頂きます。ご多忙の折とは存じますが、多数ご出席いただきますようご案内申し上げます。


日 時:2004年7月15日(木)〜16日(金)
場 所:大阪府立大学学術交流会館
    〒599-8233 堺市学園町1-1 
    電話072-252-1161 内2791


7月15日(木)
開会の辞 10:00〜10:10
1. 二酸化チタン光触媒の動作原理と表面光酸化・還元反応の機構 大阪大学大学院
基礎工学研究科
中戸 義禮 10:10〜11:10
2. 光触媒および光電極の可視光化の戦略と最近の研究動向 産業技術総合研究所
電力エネルギー研究部門
佐山 和弘 11:20〜12:20
3. 二酸化チタン光触媒実用化の成功の鍵とこれからの展開 神奈川科学技術アカデミー
理事長
藤嶋 昭 13:30〜14:30
4. 二酸化チタン光触媒における光超親水性化現象の原理と
環境問題への応用
東京大学
先端科学技術研究センター
入江 寛 14:40〜15:40
5. 金属酸化物の湿式ファブリケーション技術からみた光電気化学 神戸大学工学部 出来 成人 15:50〜16:50
7月16日(金)
6. 色素増感太陽電池の基本原理と開発の現状、将来 東京理科大学
工学部
荒川 裕則 10:00〜11:00
7. 色素増感太陽電池の弱点を克服する
−電解質溶液の固体化の種々の方法
九州工業大学大学院
生命体工学研究科
早瀬 修二
11:10〜12:10
8. 新しい試み(1)−色素増感フレキシブル太陽電池 桐蔭横浜大学工学部 宮坂 力 13:30〜14:30
9. 新しい試み(2)−カラフル太陽電池「レインボーセル」 岐阜大学大学院工学研究科 吉田 司
14:40〜15:40
10. 色素増感太陽電池の将来展望
−他の方式に比べてどこに特徴があるか
大阪大学名誉教授 柳田 祥三 15:50〜16:50
閉会の辞 16:50〜17:00

価   格: 会  員(協賛学協会会員を含む) 10,000円
学生会員(協賛学協会会員を含む) 3,000円
会 員 外 10,000円
申込・問い
合わせ先:
〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町1-3
大阪大学大学院基礎工学研究科物質創成専攻内
(社)電気化学会関西支部事務局
今西 哲士
電話:06-6850-6237
FAX: 06-6850-6236
E-mail:imanishi@chem.es.osaka-u.ac.jp
送 金 先: 事務局までお問い合わせください。